号泣&笑い

つばさものがたり
もうかれこれ何年も前の話ですが、「週末号泣のススメ」という本を読み、「泣く」と言う行為は人の究極のストレス解消方法だ。ということを知りました。確かに泣いた後ってスッキリしますよね。私はどちらかと言うと小さい時分からよく泣く方で、それゆえに嫌なことはさっさと洗い流して生きてきた気もします。大人になってからの私は、「最近泣いてないな」「ちょっと泣こうかな」というノリで、意図的に、涙を流すための映画を見たり、本を読んだりしてリセットを図ります。もちろん、泣くはずが全然心が動かなかったりすることもあるし、予期せぬ涙はそれで大歓迎なのですが。雫井脩介さんの「つばさものがたり」・・・取り立てて好きな小説ではないけど、「クローズドノート」同様、泣けました、泣けました。すっきり泣きたい方にはオススメです。
もぎりよ今夜も有難う
そしてにんまり笑いたい方にはコチラ!ワレラが片桐はいりちゃんの、映画館のもぎり時代から、映画館にまつわるお話盛り沢山。「もぎりよ今夜も有難う」これは「キネマ旬報」の連載の単庫本化です。コーラで床がにちゃにちゃしていた、1度入ったら何回でも見れた、ちょっといかがわしいにおいのする汚い映画館を経験している私達世代には、むふふっと笑がこみ上げること間違いなし!特にお気に入りははいりちゃんが結成している「トムの会」の話。わたしも入れて入れて〜!と叫びたくなりました。なんの会か気になる人は読んでみてください。