江 姫たちの戦場

来年の大河ドラマの原作を読んでいます。原作者は「篤姫」に続き田淵久美子さんです。
歴史はまったくダメで時代物もすごく苦手な私。でもこれは、女性目線で書かれているせいか、非常に感情移入できます。姫たちの健気な姿。時代と戦と男達にに翻弄される歯痒さ、とても胸に迫るものがあります。悲しみにぶつかりながらも凛とした生き様を見せる女性達が皆カッコよく魅力的に描かれています。
展開がとても速く、登場人物も次から次なので、（名前がややこしい上に改名する）その点でなかなか読み進めるスピードが上がらず、時々わからなくなって歴史参考書を開いて相関図を確認する始末・・・「あれ？もう信長が死んじゃったよ〜」と言うと「だってこれ江の話でしょ？」と娘。そ、そうでしたね。
こんな調子で情けないほど時間がかかっていますが、じっくり、勉強を兼ねて読み進めると、フムフムなかなか面白いです。ドラマも「龍馬伝」に引き続き、楽しみです♪上野樹里ちゃん主演ですね。キャスティングもこれは誰がやるんだろ〜？と想像しながら読むのもまた楽しいです。娘は非常に歴史に興味を持っているようなので（私より全然よく知っている）これを盛りあげるべし！と、今更超苦手分野に挑むkanokichiにござる！