マイブームの予感

それからはスープのことばかり考えて暮らした「それからはスープのことばかり考えて暮らした」吉田篤弘
前情報も狙いもまったくなく、たまたま図書館でこのちょっと不思議なタイトルとセンスのいい表紙に惹かれて借りた一冊でしたが、これが思いがけず、かなり私好みのものがたりでした♪ご機嫌です。かなり好きです!この吉田篤弘さんという作家を今までまったく知らずに生きていた自分がちょっと悔しいと思うくらい。著作だけでなく装丁のお仕事もしている人というだけあって、なんとも洒落た雰囲気というか・・・センスがいいのです。とっても。佃二葉さんのイラストもすごくいいかんじです。

温かくて可愛い、優しい気持ちになる。あ〜こんな言葉でしか表現できない自分が悲しいですが・・・大切な誰かと温かいスープとサンドイッチが食べたくなる!作りたくなる!この時期にぴったりの一冊です。タイムリーに我が家は今、空前のサンドイッチブームなのです♪ハムにマスタードをたっぷりとお野菜たっぷりで食べるのがお気に入り。手前はツナサンド。他の作品も是非読んでみたい!とウキウキしています。「フィンガーボールの話のつづき」「空ばかり見ていた」「つむじ風食堂の夜」(これは最近映画化にされた模様)私の中でちょっとした吉田ブームになりそうな勢いです。よーし、美味しいスープも作っちゃうぞっと!