ありがとう感謝の会


きのうは小学校最後の授業参観でした。「ありがとう感謝の会」を開いてくれました。それに先駆け、親に宿題が出ました。「我が子へ、これまでの成長を振り返って、手紙を書いてください。」というもの。子ども達が、家族や周囲の人からいかに大切にされ、愛されて育ったかを知り、多くの支えを受けながら今の自分があると言うことに気付いて欲しい、という主旨。そして、当日に一人一人、それを受け取り、その後、自分達がおうちの人に当てて書いた手紙を読むのです。
先生がしたいことはよくわかるんです。ありがたいのですが、こういうイベントのたびに、私はいつも途方に暮れます。なんだか、自分の愛情が計られて、裁きを受けるみたいな気分になってしまうのです。私だけかな?普通の親は書くであろう溢れんばかりの愛情表現が、私にとっては過剰表現なんです。ただ単純に愛情量が人より少ないのかも知れません。何を書いたらいいかわからない。そのときそのとき精一杯自分なりに出来ることをやってきたつもりだけど、大したことはしてこなかったしな。さんざん悩んで結局淡白なつまらない手紙しか書けなかった私・・・。
一方、子ども達が次々読んでいく手紙には、親御さんへの溢れる愛情が感じられ、半分くらいの子は感極まって泣きながら手紙を読むのです。中には男の子までも。「大好きだよ」なんてさらっと言うんです。愛の劇場チックな、人の子の手紙に感動でついついもらい泣き。なのになのに、我が子の手紙はやっぱり淡白だった。これは私が表現できていないからなのか?そうに決まってる。断ち切ることの出来ない親子の連鎖・・・。いいんです。愛の形はひとつじゃない。これでもたぶん、私達なりの親子の絆でつながっているんです。おそらく・・・・。巾着は「ありがとう感謝の会」で娘がくれた手作りプレゼント。ありがとう♪