児童書展














隣町の図書館に、世界の児童書展を見にいきました。海外に行ったことがない私も、世界のさまざまな言葉で書かれ、その国の優れた画家によって描かれた美しく色鮮やかな本が並んでいるのをみると、とても豊かな気持ちになります。ふだん何気なく手にとっている海外の本も、IBBY(国際児童図書評議会)と言う組織があって、外国の子供に是非読んでもらいたいと思う児童書を選出する活動をしていることを今まで意識したことはありませんでした。私たちが良い本に出合えるのもこういう窓口があって、地道な活動をしている人があってのこと。彼らが児童書を通して世界平和に貢献していることなどを改めて知り、感銘を受けました。その一方で、こういう本を手に取ることが難しい子供たちも世界にはたくさんいることも、また切ない現実ですが、各国の支部が協力して、支援が必要な子供にも本が届くよう尽力しているそうです。それを知ることくらいしか出来ない非力な自分も、陰ながら子供たちのよき未来を願うのでした。