やさしさおもいやり

今週は小学校が「心を見つめる教育週間」で道徳の授業参観と、懇談会に出席。
懇談会で、「ご家庭で心の教育に心掛けている事がありましたらお話ください」と先生に言われて・・・困ってしまった。近頃私は、子供の心をみつめるゆとりを、すっかりなくしてしまっていたから・・・。
お母さんたちの口からは次々に、いとも簡単にすらすらと「やさしさ」「思いやり」と言う言葉が飛び出していることにちょっと打ちのめされつつ、しかたがないので「娘が強烈な反抗期を迎えていて、喧嘩が絶えず毎日悩みっぱなしです」と正直に話をしました。ちょっと情けなかったけど・・・。
ありがたいことに、その後先生が反抗期について、話題に取り上げて下さって、先輩お母さん方から上の子の大変だった時期の話を聞かせてもらいました。悩んでるのは自分だけじゃないとはわかっていたけど、話を聞きながら泣けてきてしまった。あ〜あ、大失態・・・どうしようもない親です。
やさしさ、思いやりってどうやって子供に伝えるものなのかな?
親が愛情を持って接していたら自然と具わるもの?
私は両親から沢山もらったと思っているけど、自分自身の中にそれがあるかどうかは疑問だし、娘にも伝わっているかどうか自信がない。
夫は自称「やさしい人」だけれど私にはそのやさしさの正体がよく分からないし、私が家庭内で「思いやりのない人」と位置づけされている理由もよくわからない・・・。道徳の授業を受けたいくらいだ。まったくエンドレスなテーマです。