むすめはいくつになってもむすめ

昨日は家庭訪問でした。家庭訪問の日の朝、私は決まって玄関をいつもより念入りに掃除することにしています。大した違いはなくとも、なんとなく大切な場所だという気がするからです。今回も、他はさておき、まずは玄関周りを重点的に掃除をして「よ〜し!」あとは取り立てて大切な用事はなかったので、のんびりしていたのですが、母が、なにやらせっせとお部屋の掃除を念入りにしているのです。「おトイレもちゃんとしておいた方がいいわよ!」といって、少し余裕のない様子。「おかあさ〜ん、いいよ〜私が適当にやるから〜」と言ういい加減な娘が信用ならないらしく、その後もずっと落ち着かずせかせかと動き回っているわけです。誰の娘の家庭訪問なんだかわからない・・・。
実家に戻るということは、こういうことみたいです。母にとっては私はいくつになろうと変わらず娘。私が布団を干せば「風が強くなってきたからしまいなさい」と指示が飛ぶし、「印鑑登録に行く」と言えば、「免許証ちゃんともったの?」などと非常に初歩的なチェックが入る・・・。挙句の果てには夜「早く寝なさい。」と言われるから驚きです。母はいくつになっても母。本能的に私よりも早く床に着くことに抵抗があるらしく、お陰で私は、毎晩母より早く寝る生活です・・・・。私も一人の大人として、社会生活を、それなりに経験も重ねて送ってきたつもりでいますが、母の前ではそんなことは通用しないようです(笑)