美しい日本語

TVで若い男子が女子に引いてしまう言葉ランキングというのを発表していました。ランクインしていたのは「ヤバイ」「ウケル」「うめえ」。「うめえ」はさすがに言わないけど(言わせない!)、娘も「ヤバイ」「ウケル」は最近よく言ってるな・・・。「何がヤバイのさ」とつっこみたくなる。私が最近の若者の言葉で最も「あなたねえ・・・」と言いたくなるのは「〜じゃね?」と語尾を上げる言い方。特に女の子のこれはいただけない。それから「べつに」とか「ムリ」と言い放つのも投げやりな感じで悲しいです。娘が「じゃね?」と言っているのは聞いたことがないけれど、外ではわかりません。お友達との会話が増える年齢の人たちにこれを回避するのもまた難しいことも実感しています。使い分けられれば何も言いませんがね・・・。
少し前、上野にパンダが到着した時、かつてリンリンカンカンが来日した時の様子のVTRが流れて、まだ年端のいかない小さな男の子がマイクを向けられて「とってもかわいかった♪」といったのです。あ〜昭和の麗しい日本語。そう思ったのは私だけではなく、娘にも「とっても」という言葉がたいそう新鮮に響いたらしいのです。おちびちゃんからそういう言葉がでたことにびっくりしたみたいです。それから夕飯の時必ず「超・・・」と言いかけて「とっても美味しい」と訂正するようになり、今「とっても」が流行語なのだそうです。(笑)こういう小さな気付きって大切です。いくら親に繰り返し直されても、自分で気付かないと変われません。その調子できれいな日本語をたくさん発見して行ってくださいな。語彙を増やして豊かに表現できる大人になってもらいたいと願うのでした。

今日は本棚の荷造りに着手している娘。感心感心。

1分後・・・なにやら熱中し始めた。
やはり・・・一向に進みませんねえ・・・・