体重計の役割

実家の母と久しぶりに電話で話をしました。娘はいろいろ日々の報告が溜まってくると、ばーばに電話を掛けるので、その時に私も話をするんです。すると、この夏から秋に掛けての酷暑のせいか、気付いたら体重が37キロになってしまった、というではありませんか!この間、母が出演した合唱祭のビデオを見ていて、自分の姿があまりにみすぼらしくて、ビックリしたらしいのです。「どうして?ちゃんと食べてるの?」と説教する私。どうも元気には元気らしい。
母は今までに2回大病をしていて、2回とも雛鳥のようにやせてしまいましたが、今やその時の体重に迫る程です。考えられる原因は、一人暮らしで、忙しい割りに意外ときちんと栄養のあるものを食べていないこと。そしてもう一つは体重計が壊れたきり放置されていること。(今回は姉のところで計ってみたらしい。)
私達の常識では体重計とは、増えないための戒めと、減った時の喜びでしかないけれど、母にとっては減らないための大切な目安。健康維持に絶対必要なんだと知りました。年末年始の帰省時には、「ご馳走食べてばーばを太らせよう作戦」で行こうと決めています。使命に燃えた結果、自分が太るはめになりそうな気がしないでもないが・・・その確率、高いな。