一輪車と娘の歴史


















娘が一輪車に乗り始めたのは幼稚園の年中さん、4歳でした。当時通っていた幼稚園には、たくさんの一輪車と手すりの着いた練習場があり、特に女の子は「これがわたしたち(園児)のステータス!」と言わんばかりに、競って練習に明け暮れたものでした。園にお迎えに行けばそこからひとしきり練習でなかなか帰らず、帰宅すれば「おかあさ〜ん!」と呼ばれ、娘の手を取って官舎の周りをグルグルと練習に付き合ったものです。年長さんの学芸会でも華麗な演技を披露。小学校に上がってからもひたすらに乗り続け、2年生で車輪を一回り大きいこれに買い替え。4年生までは友達と技を磨きあう毎日でした。あんまり好きで楽しそうなので、本格的にスクールを探そうかと思ったくらい(笑)5年生で長崎に来てからは外で遊ぶこともほとんどなくなり、ベランダに放置されてはいたものの、まったく本望な一輪車でした。お疲れ様。ありがとう。知り合いの1年生の女の子が乗ってくれることになり、お別れの一枚です。我が家にとってはちょっとした歴史に残る楽しい楽しい思い出。パチリ!