これでいいのだ!

「いい意味で欲がないし、力が入ってない」と言われた。バレエのお稽古中のこと。これは紙一重で「やる気あるの?」ってことだけど、そうではなく、正真正銘褒め言葉・・・。昔から私という人間は、どんなに必死になって、全力を振り絞っても、へらへらしているように見えてしまうらしい。だから、100%出し切っているにもかかわらず「もっとできるはずだ」と思われたし、ある意味、必死さ懸命さが他人には伝わりにくく、嫌な印象に映る場面もあったと自覚している。そんな私の欠点も、いい方向に作用することもあると、教えてくれた人は案外この年になるまで、いなかった。物事には必ず両面性があるのだ!急に元気が出た。