トイレにまつわる話

体育の日なのにトイレの話もなんですが・・・・。日本のトイレの進化は目覚しい。ウォームレットに始まり、ウォシュレットは当たり前。センサーで勝手に流れてみたり、勝手に蓋が開いたり閉まったり、挙句の果てに、最近は自分でお掃除までしてくれる。すごいなあ・・・
だけどこの中に、我が家の日常に関わりを持っているモノはひとつもありません。この時代に驚きな事実だ!と思いつつ、そこに密かな誇りを持ったりしています。昭和の遺物、便座カバーなるものを今でも使用しています。夏は必要ないけど、この時期便座がひんやり感じられるようになったら登場!!よその家でこそ、この上に腰掛けるのは若干勇気が必要だけど、家庭内では全然問題なし。むしろ、このふかふかの上に腰掛けるのは、ほっとする瞬間でもあります。
そういえばうちの娘が幼い頃、従姉の家で突然勝手に流れるトイレを、恐れていた時代があった事を、今急に思い出してニヤニヤしています。あ、ちなみに私は汲み取り式トイレで育った最後に近い世代です。(←これも誇り?)自宅のトイレも、学校のトイレも、あの闇の穴から何か出てきそうで怖くて、学校ではかなりの決心をして入ったし、家ではいつもむやみに大きな声で歌っていたっけ。そんな私もいつの日か、この便座カバーくんにもさよならする日が来るのでしょうか?