アルプス一万尺の謎

アーループースーいちまんじゃーくこーやーぎーのーうーえで♪
と、歌う子どもの方が断然多いと思われるこの歌。
私もかつてはそう歌っていたひとりです。
むすめもやはりそうだったので、「子ヤギじゃなくてコヤリだよ〜」と笑っておいて
「コヤリってなに?」と聞かれると、答えられないことに気付きました。
そんなとき、タイムリーに読んだ本の中に答えを発見しました。
子ヤギの正体は、日本の北アルプス飛騨山脈)の槍ヶ岳の隣の峰の
小槍のことで、一万尺は槍ヶ岳の標高3180mにほぼ近いのだとか。
(ちなみに、小槍の頂上はは子ヤギ同様、狭くて踊れないらしい・・・)
ほほ〜〜〜〜っこんなに具体的な意味があるとは!
世の中知らないことがまだまだたくさんだなーといたく感動したのですが・・・
しばらく経ってから、また「アルプス一万尺」って何番まであるのかなあ?
という疑問が湧き上がったので、リサーチしてみると、なんと!29番までありました。
これには本当に驚きと興奮を隠せず、こうしてしたためています。
しかもこの歌詞、槍ヶ岳から、西穂高岳奥穂高岳穂高岳をめぐり、上高地へ縦走する、という内容。
最後は、「まめで逢いましょ また来年も 山で桜の 咲く頃に」
ときれいに締めくくられていて、山を愛する男のロマンと恋心をなかなか切なくおちゃめに表現している微笑ましい歌詞なのです。
登山仲間にしかわからない隠語も散りばめられているらしい。
作詞者は不明です。そして自分でもなぜ、こんなに熱く語っているのか不明です・・・
これって、一般的に常識?だったらちょっと恥ずかしいんだけど、
私にとってはちょっとした大発見だったので、書き綴ってみました。
歌詞ははWikipediaの「ヤンキードゥードル」で検索しました・・・・
面白いので、是非見て下さい。暇人でスミマセン。