ばーばのはなし

久しぶりに真夜中まで姉と長電話。
母の近況は大概姉からの情報によるもの。いつも、おもしろエピソード満載。
かつて父と共に自宅の音楽教室でピアノを教えながら私たち姉妹を育ててくれた母も、今は一人暮らし、72歳になった。三人の孫からも、こよなく愛されているカワイイばーばだ。
最近は町内の老人会で合唱の指導をしたり、逆に自ら合唱団に入り、指導を受けたりもしていて、まだまだ勉強熱心だ。歌うことが楽しいらしい。
先日、憧れの先生から、歌の指導を受けるために、講習会に参加した際のこと。先生にお茶の差し入れをしようとはりきって自販機に向かったところ、一段下がっている段差を見逃してしまい、転んでしまったと言う話。
「それが、ふにゃふにゃ〜っと座り込んじゃったのよ〜。(笑)みんなに大丈夫〜?って言われちゃったんだけど、体操の先生に、上手に転びましたねってほめられたのよ。」
・・・転んだことにはショックを受けず、褒められたことを、ただ喜ぶ母。
母の子に生まれてよかった。笑いがとまらん。
これからも元気で笑わせて下さい。