褒め言葉

夕べお風呂から出て、パジャマ姿でドライヤーをかけていたら、歯磨きをしに洗面所に入って来た娘が、私を見るなりうっとりと言った。「お母さんってさ〜パジャマ似合うよね〜」「・・・・・」それって・・・褒め言葉だよね。それって・・・喜んでいいんだよね。でもさ、パジャマが似合うってさ・・・ただのぐうたらみたいじゃん。学生時代、友人たちから「ジャージが似合う女」と言われていたのを急に思い出した。ジャージの次はパジャマか・・・・う〜〜ん。かなり残念だ。だけど確かに、自分でもパジャマを着て、後は寝るだけの体制に入ったときのゆるゆるな自分は好きかもしれない。この瞬間だけ、何かキラリと光る特別なオーラが出てるのかもしれない。しかしだな、いくら似合うからって、パジャマ姿に磨きをかけるっていうのもなんだしな。いつの日か、びしっとスーツなんかを着た時に、「お母さんってスーツが似合うね」な〜んて、言われたいもんだ。